教員らいふ:幸せなキャリアと資産の秘訣

スキル0でも資産0→➕100 人生をよりよくしたいあなたへ

②『教師にとって実践とは何か』

「①授業の中に、子供自身による自主的な指導の組織が働いているかどうか、②子供自身による管理が行われているかどうか、の2つをめどにして判断していくことにしている。」 

「どのように優れた教科指導があっても、それだけでは授業に子供が存在することはできない」と筆者は述べている。

 

この論説から私は考えるに、この時代から強化学習の重要性は叫ばれているが、優れた教科指導は子供がいることに十分条件であって、必要条件ではない。

本文では、「学習集団は、教師の優れた教科内容の研究やその指導前提にして初めて成立し得るもの」と述べられているが、前提にして初めて成立するものでは無いのではないか。様々な教科をオールマイティーに修練し、卓越したものとして、子供の間に立つ事は不可能でありそうであるならば、このような学習集団は存在し得ない。つまり、子どもが存在する事は不可能だと言うことになってしまう。教科にこだわる必要は無いのである。